今、自分は資産を作る挑戦を続けている。副業として取り組み始めたことが少しずつ形になってきていて、ようやく前を向いて動けている感覚がある。
でも数年前の自分は、かなり底にいた。
この記事は、その底にいた時期のことと、なぜここから資産を作る挑戦を始めようと思ったのか、その理由を書いたものだ。

大学中退後の4年間
大学を辞めてから、4年ほどをほぼ同じ状態で過ごした。
アルバイトを週3〜4回、1日3〜4時間。夜はネットの友達と酒を飲みながらゲームをして、朝4〜5時に寝て、昼の15時ごろ起きる。18時からバイトがある日でも、16時まで寝ていることがあった。
年収は100万円程度。外食の回数すら気にしないとやりくりできない生活だった。
「特にやりたいこともないし、まあいいか」という感覚で、毎日を流していた。
でも今思えば、あれは「自由に生きていた」のではなく、現実から逃げるように生きていた時期だったと思う。
大学を辞めたことで、社会のレールから外れてしまったという後ろめたさがずっとあった。その感覚を直視したくなくて、毎日の遊びでかき消していた部分が大きかった。
取り残される感覚──2つの記憶
ひとつ目は、家族ぐるみの付き合いがある人たちとのバーベキューの場面だ。
幼なじみたちは社会人として頑張っている話を自然にしていた。そこで「今何してるの?」と聞かれたとき、胸を張って言えるものが何もなかった。「バイトしながら副業を頑張ろうとしてる」と曖昧に答えるしかなかった。
言葉にしながら、自分でもわかっていた。これは答えになっていない、と。
ふたつ目は、年に1回ほど会う高校の同級生たちとの再会だ。
彼女との同棲、将来の結婚、収入、車を買った話。子どもの頃に「大人になれば自然にできる」と思っていたことを、彼らは当たり前のように実現していた。
一方の自分は、車もない、運転もできない、学生の頃から中身がほとんど変わっていない。
一番きつかったのは、お金がないことそのものより、周りが当たり前に進んでいく人生に、自分だけが乗れていない感覚だった。

何度も少し動いては、また止まった
さすがにまずいという感覚は、何度もあった。
資格の勉強を始めてみたり、動画編集が流行っていると聞いて少し触ってみたり、YouTubeで「お金を稼ぐ方法」「起業の仕方」「やる気の出し方」を見まくったりした。
ただ、少し動いて満足して、また元に戻る。それを何年も繰り返していた。
今思えば、情報を見て”動いた気になる”状態が長く続いていた。危機感はあったのに、それが行動に変わらなかった。
欲しいものができて、お金の現実を直視した
変化のきっかけは、立派な気づきではなかった。
少し高級な旅館に行きたい。美味しいコース料理を食べたい。景色のいい温泉に入りたい。そういう、ごく普通の願望が出てきたことだった。
ブランド品が欲しいとか、大きな野心があったわけじゃない。普通の人なら手が届きそうな楽しみが、自分には遠かった。月8万円前後では、それすら難しかった。
そこで初めて、バイトのままでは本当に限界があると腹落ちした。
ちょうど同じ頃、バイト先は競合店の減少で忙しくなっていた。肉体的にも消耗してきていた。「これなら正社員の方が稼げるし、むしろ楽かもしれない」と思い始めた。
思い立ってから1週間で就職が決まった
前々から求人サイトは見ていた。動画編集の仕事に興味があり、ダメ元で1社応募してみた。
その求人は自分にはレベルが高く、不採用だった。ただ、面接で応募した理由を話したことで、仲介業者が別の求人を紹介してくれた。
そこから一気に動いた。1週間で5社ほど面接を受け、全社から内定をもらった。その中から1社を選び、初めて社会人になった。
年齢的にも、このまま社会人経験ゼロではまずいという意識もあった。最低限のスキルを身につける意味もあった。
就職して、収入と生活リズムが大きく変わった。久しぶりに「周りと同じ生活」に近い感覚があった。
ただ、普通に埋もれたくはない
就職して生活は整った。でも同時に、強く思うようになったことがある。
自分の時間の大半を差し出して、月25万円程度と引き換えにし続ける生き方に、どこか違和感があった。
もちろん、その選択をしている人を否定したいわけではない。ただ自分は、時間の価値に強く反応するタイプだということが、就職してみてよくわかった。
「このまま普通に安定して、それで終わり」にはしたくなかった。経済的自由、時間の自由、場所の自由──そこを目指したいという気持ちが、就職後に一段と強くなった。

だからこのブログを書く
人はどんな状況からでも変われると思っている。ただ、それは一気に完成するものではない。自分もまだ途中だ。
底にいた時期があって、何度も動いては止まった時期があって、ようやく土台ができた。今はそこから、資産を作る挑戦を続けている。
このブログは、その過程をそのまま記録していく場所だ。きれいにまとめた成功談ではなく、試行錯誤しながら前に進んでいく記録を残したい。
同じような場所にいる人や、少し前の自分と似た状況にいる人に届けばいいと思って書いている。

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